波動を上げる方法
波動は上げようとして上がるものではありません。
上げよう上げようと努力するほど、意識の焦点が絞られてしまい、意識の拡張を妨げます。
例えば思考が何か一つの事象に焦点を当てようとしたとき、それにどっぷりと浸かってしまわないようにします。
ある事象にどっぷりと身を浸して思考をつづけていると、その事象の波動に自分をとどめてしまうことになり、良い解決策や、アイデアは浮かんできません。
その事象に入り込むのではなく、もう少し高い位置から全体をぼんやりと眺めます。
リラックスして、すべてはそのままでいても良いんだという前提を思い出します。
そうすると、先ほどまで時間をかけて思考していたことの良い進行方向が瞬時に降りてきます。
どんな問題も答えを導き出すのに1秒しかかかりません。
「考える」のではなく、自分の波動状態を緩めることに集中することで、瞬時に答えは導き出されます。
波動が上がると、もっと焦点がぼんやりしていて、ざっくりとしていて、リラックスした状態を維持できるようになります。
それは細かなことが理解できなくなるということではありません。
むしろ、物事の理解はもっと素早く、瞬時にすべてを察知できるようになります。
波動を上げようと努力すると、低い波動を排除しようという分断のエネルギーが生まれてしまいます。
波動が上がっても上がらなくてもどちらでもいい、ずっとこのままでも問題ない、くらいのゆったりとした意識でいた方が、簡単に波動は上がります。
それは善悪、高低、などの分け隔てなく、すべてを包括、統合するエネルギーを生むからです。